ぐんまプログラミングアワード アイデア、思考力競う

 プログラミング力のコンテスト「ぐんまプログラミングアワード(GPA)2017」の最終審査会が1日、前橋市の前橋テルサで開かれ、1・2次審査を通過した小学生から大学生までの36組77人が3部門で柔軟なアイデアや思考力を競った。最高賞のMVP・総務大臣賞には、数学的なプログラミング問題を解くテクニカル部門を制した、チーム名「I(アイ)」の伊佐碩恭(ひろたか)さん(東京・開成高3年、前橋市)が輝いた。
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 学習用ツールを使ってオリジナルゲームを作るキッズ部門は「Happy Summer Z」の岩橋佑季君、小畑蒼大君、古宇田彪王(ひゅうき)君(ぐんま国際アカデミー6年)、アプリの発想や完成度を競うアプリケーション部門は「ぐんまふしんしゃMAP!!!開発プロジェクト」の角田光希さん、椎名舞花さん(中央情報経理専門学校1年)が優勝した。
 前総務事務次官の桜井俊氏(前橋市出身)、NTTドコモ社長の吉沢和弘氏(同)ら7人が審査委員を務めた。約500人が来場し、会場の様子はインターネットで生中継された。
 優勝者らに賞品などが贈られたほか、総務大臣賞の伊佐さんに総務省情報通信利用促進課の御厩(みまや)祐司課長と上毛新聞社の北村幸雄社長から米国シリコンバレー研修ツアーの目録が手渡された。
 GPAは、プログラミング人材の育成と発展のため、上毛新聞社と前橋市、システム開発のクライムをはじめ20の企業・大学などが連携し初めて開いた。
 (出場者の学校、学年は応募時点)
上毛新聞  掲載日(2017/04/02)