プログラミング力のコンテスト「ぐんまプログラミングアワード(GPA)2017」の第2次審査が19日、前橋市の上毛新聞社で行われ、4月1日に前橋テルサで開く最終審査会に進出する37組79人のファイナリストが決まった。
 2次審査は画像を使って作品をアピールするプレゼンテーション方式で実施。ゲームや動画のアイデアを競うキッズ部門には28組が挑戦し、10組が通過した。アプリケーションのアイデアと完成度を評価するアプリ部門は、10組のうち5組が最終審査進出を決めた。
 プログラミング問題の正答数などを競うテクニカル部門は2次を行わず、エントリーした全22組が最終審査に進む。
 キッズ部門で、キャラクターが複雑な動きをするシューティングゲームを作った綱島颯志さん(中央中等1年)、伊早坂翔斗さん(同)は、説明途中に3分の持ち時間が切れると「内容が多すぎました。すみません」と屈託なく話して会場を沸かせた。吉沢柊聖君(高崎箕輪小4年)は作品づくりの動機を「小さい弟が遊べるように」と説明し、2次通過はならなかったものの審査員の共感を呼んでいた。
 最終審査会では、米国出身のお笑い芸人でIT会社の役員も務める厚切りジェイソンさんが解説などで盛り上げる。競技を含めた模様はインターネットで生中継する。
 GPAはプログラミング人材の発掘と教育普及のため、上毛新聞社主催、前橋市共催、システム開発のクライムをはじめ16のIT関連企業・教育機関の協賛で準備を進めている。
(掲載日 2017/2/20)
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プログラミング学習ツール「スクラッチ」で作ったオリジナルゲームの仕組みを説明する参加者